「検査済証」がない
今日の取引例は、築18年経過の中古住宅です。
この住宅は、市街化調整区域にある分家住宅として開発許可を受けて建てられたものであるため、売却にあたり岡崎市開発審査会の許可を受けなければ売買が成立しない。これについては許可内諾を取りつけ、一歩前進。
次の点は建築完成後に決められた完了検査を受けて「検査済証」が交付されていないことである。
この検査済証が無い場合、一番の問題点は金融機関よりの住宅ローン融資が受けられず、購入を断念するということです。
幸い、今回の取引は買主が住宅ローンを利用せず購入することで、無事契約が成立する見通しである。
今後、中古住宅の仲介を行うにあたり注意する点である。